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2022岩手県中央平和集会に参加しました

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2022岩手県平和運動実行委員会(連合岩手、平和環境岩手県センター、KAKKIN岩手により構成)が主催する「2022岩手県中央平和集会」が、2022728日、岩手県教育会館で開催され、新型コロナウイルス感染拡大防止のため人数制限が行われるなか、県職労を代表して5名が参加しました。

 

佐々木秀市岩手県平和運動実行委員会委員長より「今年は先の大戦終結から77年目を迎えます。戦争を体験した人達や戦中戦後の混乱期を生き抜いた人達の高齢化が進み、直接話を聞くことが年を追うごとに難しい状況となってまいりました。こういったことが戦争の記憶や平和を求める活動の風化につながってはいけません。沖縄の地上戦でどんなことが起きていたのかを特にも学徒隊として動員された若者と同年代の中高生に学んでほしいのですが、今、学校で使われている中学校・高校の歴史の教科書からは多くの事実が削除されています。そういった中で今日も活動している高校生1万人署名活動、あるいは高校生平和大使の活動は大変意義の深いことであり、敬意を表します。私たちはこの世界に核兵器が存在する限り廃絶に向けた取り組みを継承し、武力に頼らない紛争の解決と世界の恒久平和を訴い続け、核の生産が危険を伴った教訓を風化させない運動を本集会で決意しようではありませんか。」とあいさつし、中央平和集会の参集者に呼び掛けました。

 

6月22~25日に行われた2022平和行動in沖縄の参加者からの報告では「沖縄戦の悲劇を二度と繰り返させない、沖縄が直面する問題の実相を学びその解決に取り組んでいく、世界の恒久平和の実現に向けて運動を進めていくの3点を平和集会で確認してきました。」と報告がありました。

 

高校生1万人署名活動報告では、第24代高校生平和大使より昨年度の平和大使の活動内容の報告があり、「毎月の署名活動ではコロナウイルス前に比べれば署名数は減少しておりますが、私たちは数より想いを大切にして、県民の方々に核兵器廃絶への想いを訴え続けてきました。また、私たちは活動を通じて同世代の若者の兵役問題への関心の低さを課題と感じておりました。そこで私たちの代ではSNSを通じて若い人達にもこの活動をもっと知ってもらおうと広報活動を行いました。ロシアによるウクライナ侵攻の際に緊急署名を行い、高校内・街頭でも署名活動を行いました。集めた署名を直接外務省へ提出し、私たちの想いと署名してくださった方々の想いを外務省の方に託しました。」と報告があった。続いて第25代高校生平和大使からは「世界全体の平和を実現することは簡単なことではありません。ですが、本日のように一人ひとりが平和を想い、考え、願うことは平和を実現するうえで非常に大切なことです。戦争を体験された方々の声を次の世代へと語り継ぎ、そして核兵器の廃絶された真の平和な世界の実現に向けてこれからも活動していきます」と意気込みを語りました。

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